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足のむくまま 気のむくまま

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最近のお気に入り。
電車内で読んで吹きだし、そのあと何度も思い出し笑い。


愉快、軽快。


小説家、〇〇賞受賞作家、文壇の大御所・・・

いろんなことばで呼ばれてきた人も、ここでは「人」だ。


仲の良かった北杜夫佐藤愛子もよく作中に登場するけれど、そのくだけた仲がうらやましくて素直に「いいなあ」と思う。


『(中略)嬉しさのあまり、こちらも彼にだまされたふりをしてやる。
「だまされた、だまされた。ぼくは北でちゅ」

「わかっています」』


すきなエッセイを読んだ後、その人の物語や小説を読むとどくどくと血が通っているのを感じる。

たぶんこれから遠藤氏、北氏、佐藤氏の小説を読むときもきっとそんな感じがすると思う。